本文へ移動
華啓未来 華啓未来株式会社
お問い合わせ

AI 導入 Q&A

中小企業が AI を業務に導入すると、費用はいくらかかりますか

結論として、AI の導入費用は一つの金額ではなく、毎月かかる三つの費用の合計で考えます。一つ目は導入支援や運用の月額、二つ目は AI 事業者に支払う従量の利用料、三つ目は社内で確認や修正に充てる作業時間です。本稿の当社の金額は、料金ページに掲載している税別の月額です。

公開 2026年10月20日

1. 費用は三つに分けて見積もる

  • 導入支援・運用の月額:制作会社や支援会社に支払う固定費です。範囲と上限を契約書で確認します。
  • 外部 AI の利用料:ChatGPT や Claude などの API を業務で使う場合に、処理量に応じて AI 事業者へ支払う費用です。月によって変動します。
  • 社内の作業時間:下書きの確認、設定変更、例外対応にかかる時間です。請求書には載りませんが、削減できる作業時間と比べる対象になります。

2. 当社の掲載料金

当社の料金ページでは、初期費用は全プラン0円、金額はすべて税別、最低契約期間と解約金はありません。AI に関わる主なプランは次のとおりです。

  • AI 事務アシスタント:トライアルは3か月・3名まで月額0円。標準は月額4,980円(3名まで、4名目から1名につき月額980円)。完全社内型は月額29,800円で、AI 本体も社外に出しません。
  • オーダーメイド開発:自動化フローは1本目が無料相談で業務を棚卸ししたうえで着手前に書面で金額を提示、2本目から1本あたり月額5,000円。毎朝1枚のダッシュボードは月額3,000円です。
  • EC・SNS 運用:EC 基本セットが月額9,800円(出品先3か所の在庫の突き合わせ、商品ページの原稿と商品画像の白背景化を各月100点。初月は無料)。
  • ホームページ制作:日本語のみ5ページで月額3,480円、日本語・英語・中国語の3言語で月額4,980円。

標準プランの人数が増えた場合は計算で出せます。たとえば5名で使うと、4,980円に2名分の980円ずつを加えて月額6,940円です。表にない業務は、着手前に書面で金額を提示します。

3. 外部 AI の利用料は別で、上限を先に決める

当社の料金ページでは、外部 AI の利用料は御社から AI 事業者へ直接お支払いいただき、当社からは請求しないと明記しています。月ごとの上限額は、御社の AI アカウントで事前に設定できます。

従量料金の大きさは、モデルの単価と処理量で決まります。参考として、開発者の Simon Willison 氏が2026年10月7日のブログで紹介している Claude Haiku 5.5 の API 料金は、入力100万トークンあたり0.10ドル、出力0.50ドルです。ただし1回の入力が10万トークンを超えると、0.50ドルと2.50ドルの5倍になります。同氏は、同じ長文でも旧モデルの約1.25倍のトークン数に数えられるとも指摘しています(原文)。

この単価で試算すると、入力5,000トークン、出力1,000トークンの処理を1,000回行った場合は、入力が0.50ドル、出力が0.50ドルで合計1ドルです。短い文書を大量に処理する用途では、利用料は固定費に比べて小さくなります。一方、契約書や商品カタログのような長い文書を毎回丸ごと読ませる用途では、10万トークンの境目を超えるかどうかで金額が大きく変わります。

当社の見方 中小企業が最初に確認すべきなのは、公表単価の安さではなく、自社の実際の書類で1か月に何回、何トークンを処理するかです。当社は、導入前に自社の書類10件程度で1か月分の利用料を試算し、AI アカウントで月額の上限を設定してから使い始めるべきだと考えます。固定費が月数千円から数万円の範囲に収まる業務であれば、利用料の上限も同程度に置くと、請求額の見通しが立てやすくなります。小売・EC や卸・貿易の会社では、一次返信や見積書の下書きのような短い文書の反復処理から始めると、費用を抑えやすくなります。2027年3月までに主要な AI 事業者が長文入力の割増料金を廃止した場合は、書類の長さを理由にした業務の絞り込みを見直します。

4. 見積もりを取るときに確認する項目

  • 初期費用と月額の範囲:どの業務までが月額に含まれ、含まれない業務は着手前に書面で金額が出るか。
  • 最低契約期間と解約金:当社は最低契約期間も解約金もありません。他社を比べるときも同じ項目を確認します。
  • 外部 AI の利用料の支払先:AI 事業者への直接払いか、支援会社が上乗せして請求するか。
  • 月額の上限設定:利用料に上限を設けられるか、上限に達したら処理が止まるか。
  • 解約後のデータ:当社は、ソースコードと蓄積したデータ一式を解約のご連絡から5営業日以内にお渡しします。

まとめ

費用は、固定の月額、外部 AI の従量利用料、社内の作業時間の合計で考え、利用料は上限を先に決めたうえで10件程度の実書類で試算します。当社の金額は料金ページに掲載しており、表にない業務は着手前に書面で提示します。見積もりの相談は、お問い合わせからお受けしています。

この記事に関するよくあるご質問

中小企業の AI 導入費用は、何で決まりますか。

導入支援・運用の月額、AI 事業者に払う従量の利用料、社内で確認や修正に使う作業時間の三つの合計で考えます。当社は全プランで初期費用0円、AI 事務アシスタントの標準プランは3名まで月額4,980円(税別)です。外部 AI の利用料は御社から AI 事業者へ直接お支払いいただきます。

参考

  1. Simon Willison, Claude Haiku 5.5 (2026-10-07)simonwillison.net

関連するサービス

自社の業務で試したい場合

記事で取り上げた内容を自社の業務に当てはめた場合の進め方と費用は、お問い合わせフォームからご相談いただけます。